ひろしま美術館

チラシ

ヴラマンク展 ―絵画と言葉で紡ぐ人生―

次 回 開 催 予 定


2017年11月3日(金・祝)~ 2017年12月24日(日) 会期中無休

9:00~17:00/金曜は~19:00(入館は閉館の30分前まで)

※11月3日(金・祝)は10:00からの開会式終了後、開場いたします。

仄暗い色彩が煌めく カンヴァスに走る情熱
 モーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958)は、ゴッホを敬愛したフォーヴィスム(野獣派)の画家です。初期の鮮烈な色遣いの作風から、セザンヌ的な描き方へ向かった時期を経て、独自の画風を確立していきました。
 晩年に向かい、ヴラマンクは大都市や文明から離れた静かな生活を求め、田舎に居を移しました。第一次世界大戦以降、彼の作品はパリ時代の色鮮やかさから一転して、茶色や白色を基調としたものとなって行きます。そして、スピード感を増したタッチで描かれたのは、ヴラマンク自身の周りに広がる田舎の風景や、彼の妻が活けた花々でした。
 また、文筆家でもあったヴラマンクは、当時、彼自身が感じた想いや、芸術についての考察を書き残しています。こうしたヴラマンク自身の言葉とともに、今回はフォーヴ期を超えて確立された、風景画、静物画に焦点を当てます。荒々しく、寒々しい光景でありながらも胸を打つ作品群をお楽しみください。

展覧会概要

会  期
:2017年11月3日(金・祝)~ 2017年12月24日(日) 
開館時間
: 9:00~17:00/会期中の金曜日は19:00まで開館!(入館は閉館の30分前まで)
※初日の11月3日は10:00からの開会式終了後に開場いたします。
会  場
:ひろしま美術館
主 催
:公益財団法人ひろしま美術館、広島ホームテレビ、中国新聞社
後 援
:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、広島県教育委員会、広島市教育委員会、中国放送、広島テレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz
協 力
:エールフランス航空
企画協力
:ブレーントラスト
協 賛
:広島銀行

入館料

一般:1,300円(1,100円)/ 高大生:1,000(800円)/ 小中学生:600円(400円)
※( )内は、前売りまたは団体(20人以上)の料金です。

  • ※本展と常設コレクション展示は共通のチケットとなります。常設コレクション展示のみのチケットは販売しておりません。
  • ※障がい者手帳をご持参の方は、ご本人と同伴者1人が無料になります。
  • ※65歳以上の方は一般当日料金の団体割引が適用されます。当日受付に年齢確認の出来るものをご提示ください。

前売り券発売所

ひろしま美術館(販売開始~11月2日まで)、中国新聞販売所(取り寄せ)、中国新聞社読者広報部、広島市内の主なプレイガイド、画廊、画材店、書店、ローソン・ミニストップ店内「Loppi」(Lコード:61300)、セブン-イレブン(http://7ticket.jp)、

割 引

■割引券を印刷し、入館時にご提示いただくと、割引料金にてご入館いただけます。他の割引券との併用は出来ませんので、ご了承ください。

展覧会内容と主な作品

作品画像00

 ―私は生涯を通じて、言葉では言い表せない感覚を、
               色彩を使って描き出そうと試みた―

 1895年から、ヴラマンクは持ち前の体格の良さを生かして自転車レースやボートレースに出て賞金を稼ぐようになりますが、この頃から絵を描きはじめました。自転車で一日に100㎞以上を走っていたというヴラマンクは、晩年は自動車で田舎を走り回っていたといいます。そのなかで体感した「スピード感」が彼にインスピレーションを与え、彼の作風を疾走感のあるものへと導くことになりました。彼は自身の著作の中で、自動車から見える景色が移り変わる様から、さまざまな感覚が生まれてくる、とも語っています。
 こうして確立されたヴラマンク晩年の絵画が、日本ではよく知られています。当時洋行してヴラマンクに感銘を受けた日本人画家たちが紹介したのが、こうした暗い色調と、躍動感のあるタッチが心を打つ、確立期の絵画だったからだと言われています。本展では、この「日本人に愛された」時期のヴラマンク作品を中心にしています。


【左画像】自家用車の前でポーズをとるヴラマンクと妻ベルト・コンプ 1926年頃 ©ADAGP 

 

  • 作品画像01

    「ブージヴァル、スガンザン桟橋」1907-08年
    油彩・カンヴァス フランス、個人蔵
  • 作品画像02

    「雪の村通り」1928-30年
    油彩・カンヴァス スイス、個人蔵
  • 作品画像03

    「漁船の帰還、ブルターニュ」1947年
    油彩・カンヴァス フランス、個人蔵
  • 作品画像04

    「街道」1948-50年
    油彩・カンヴァス スイス、個人蔵
  • 作品画像05

    「サイロ」1950年
    油彩・カンヴァス フランス、個人蔵
  • 作品画像06

    「束ねられた麦のある畑」1950年頃
    油彩・カンヴァス
    ラロック=グラノフ・コレクション

  • 作品画像07

    アトリエのヴラマンク 1932年頃
  • 作品画像08

    自身の作品を眺めるヴラマンク
    1945-50年頃

  • 作品画像09

    ヴラマンク 1955年

※上記すべて©ADAGP  © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 G1104

「ヴラマンク展」展関連イベント

※以下敬称略

◆ヴラマンク展 連続講演会
日 程
:①11月11日(土)11:00~12:00 
 講師:古谷 可由(当館学芸部長)
 演題:「ヴラマンクという画家」
 会場:本館ホール
 定員:100名(先着順)

②11月18日(土)14:00~15:30〔開場は13:30〕
 講師:烏田 泰史(当館学芸部)
 演題:「自動車とヴラマンク―20世紀初頭の自動車状況―」
 会場:美術館地下講堂
 定員:130名(先着順)

③12月9日(土)11:00~12:00
 講師:農澤 美穂子(当館学芸員)
 演題:「”花”の画家としてのヴラマンク」
 会場:本館ホール
 定員:100名(先着順)

④12月23日(土・祝)14:00~15:30〔開場は13:30〕
 講師:古谷 可由(当館学芸部長)
 演題:「色彩画家としてのヴラマンク」
 会場:美術館地下講堂
 定員:130名(先着順)

⑤12月24日(日)14:00~15:30〔開場は13:30〕
 講師:吉田寛志さん(画家)× 古谷 可由(当館学芸部長)
 演題:【対談】「ヴラマンクの絵画の評価について」
 会場:美術館地下講堂
 定員:130名(先着順)

※いずれも聴講無料、ただし②④⑤は本展の入館券(半券可)、①③は当日有効の入館券が必要です。
※①③は毎月定例のミュージアムトークを兼ねています。


☆全5回の連続講演会すべてにご参加された方には、本展カタログを1冊プレゼント!
 初回〔11月11日(土)〕にお渡しするスタンプカードをお持ちの上、各回ご参加ください。スタンプは講演会終了後に会場にて押印いたします。
 また、スタンプカードご持参の方は会期中いつでも同特別展を団体割引料金でご鑑賞いただけます。

その他開催予定のイベント

特別メニュー
広島経済大学 稀覯書コレクション 特別公開 ルター聖書と活版印刷 宗教改革五百年記念展

ドイツの神学者であるマルティン・ルターは、ローマ教会が贖宥状の販売をしていることに不信感を抱き、1517年10月31日に、ローマ教会に対する質問状である「95か条の提題」を、ヴィッテンベルク城教会の扉に貼りつけたといわれています。同時に、この質問状が印刷され、瞬く間にヨーロッパ中ひ広まりました。これが宗教改革の始まりとされています。
ルターは「信仰について最終権限を持つのは、聖書に書かれている神の言葉のみである」と説き、ラテン語で限られた人しか読めなかった聖書を、ドイツ語に翻訳し出版しました。この時、ルターは数多くの著書を出版したことから、印刷術の活用無くして宗教改革は成功しなかったともいわれています。
 この度、宗教改革から500年を記念し、広島経済大学「知の系譜文庫」からルターの『9月聖書』をはじめとする宗教改革に関する稀覯書と、活版印刷術によって新世界を拓いた名著を合わせてご紹介します。

 会  期:2017年10月28日(土)~11月12日(日)
 会  場:ひろしま美術館 事務棟 地下講堂 入場無料
 開場時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)※最終日の12日は9:00~16:00(入場は15:30まで)
 ※詳しくはこちら(チラシPDF)からご確認ください。

カフェ・ジャルダン「ヴラマンク展」特別メニュー

特別メニュー
牛肉の赤ワイン煮込み

「フォーヴィスム(野獣派)」にちなんだ、フランスの家庭で定番の牛肉の煮込み料理。ブラウンのソースに白いクリームを浮かべて、ヴラマンクの作品に特徴的な「雪景色」イメージしました。舌触りのよいホロホロの牛肉と、アンデルセン自慢のパンをご一緒にお楽しみください。

料金単品:1,242円  セット:1,458円(すべて税込)

特別メニュー
タルト・オ・シトロン

フランスでポピュラーなレモン・タルト。クリームにレモンを加えた、さっぱりとした口当たりが特徴です。ヴラマンクが好んだ自転車や自動車にちなんで、車輪を模したレモンのフィグを飾りました。ほどい甘さに甘酸っぱいラズベリーのソースを添えた、爽やかなタルトをぜひご賞味ください。


料金単品:540円  セット:756円(すべて税込)

ページの先頭へ