ひろしま美術館

開催予定の特別展

次 回 開 催 予 定

junaida展「IMAGINARIUM」

ポスター

2025年7月5日(土) ~ 8月31日(日)会期中無休
9:00~17:00(入館は16:30まで)

光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想

絵本『Michi』『の』『怪物園』のjunaida  400点超の原画 問いかける 小さな物語

『Michi』『の』『怪物園』『街どろぼう』(すべて福音館書店)『EDNE』(白泉社)など、近年出版した絵本がいずれも話題の画家、 junaida(ジュナイダ、1978-)。ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、細密に描きこまれた人物や背景。鮮やかな色彩の中に、明るさと闇が共存する不思議な世界観が大きな注目を集めています。 このたび、たゆまぬ冒険を続けるjunaida初の大規模個展「IMAGINARIUM」巡回展をひろしま美術館で開催します。赤や金に彩られた異世界に、絵本原画や一枚絵として描かれた400点超の作品を展示します。本展のために描き下ろした作品にも出会いながら、空想世界の全貌をお楽しみください。
 展覧会図録をはじめ、オリジナルのミュージアムグッズを多数販売します。広報物や図録のデザインは、『の』『怪物園』などのブックデザインを手掛けるコズフィッシュが担当します。

展覧会概要

会  期
2025年7月5日(土) ~ 8月31日(日) 会期中無休
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
主  催
公益財団法人ひろしま美術館、テレビ新広島、中国新聞社
後  援
広島県教育委員会、広島市教育委員会、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、ちゅピCOM
企画協力
ブルーシープ
協  賛
広島銀行

駐車場について

障がい者等専用駐車場のみとなります。ご来館の際は公共交通機関をご利用いただくか、自家用車の方は近隣駐車場をご利用ください。

入館料

一般

2,000円(1,800円)

高大生

1,000円(800円)

小中学生

500円(300円)

  • ※( )内は前売または団体(20人以上)の料金です。
  • ※未就学児童は無料です。
  • ※本展の入館券でコレクション展示もご覧いただけます。コレクション展示のみの入館券は販売しておりません。
  • ※障がい者手帳をご提示の方は、ご本人と同伴者1人が無料になります。
  • ※65歳以上の方は1,800円となります。当日受付に年齢確認の出来るものをご提示ください。

チケット発売所

  • ひろしま美術館
  • 中国新聞販売所(取り寄せ)
  • 中国新聞社読者広報部
  • 広島市内の主なプレイガイド
  • 画廊
  • 画材店
  • 書店
  • ローソン・ミニストップ店内「Loppi」(Lコード:62376)
    ※5月30日(金)より前売券の販売開始予定
  • セブン-イレブン(セブンコード:110-847)
    ※5月30日(金)より前売券の販売開始予定

割引

広島県立美術館×広島市現代美術館×ひろしま美術館 相互割引

junaida展「IMAGINARIUM」の会期中、広島県立美術館および広島市現代美術館と相互割引を実施しております。本展と広島県立美術館・広島市現代美術館で同時期に開催中の特別展入館券(半券可)を各受付にご持参いただくと、当日の入館券が100円割引になります。詳しくは各館にお問い合せください。

※一枚につきお一人様、各館一回限り有効 ※所蔵作品展(コレクション展示)は対象外です ※割引の併用はできません ※最新の情報は各館にご確認ください。

広島県立美術館

第13回新県美展(第77回広島県美術展)

2025年6月21日(土) — 7月6日(日)

ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界

2025年7月18日(金) — 9月7日(日)

広島県立美術館のホームページはこちら

広島市現代美術館

被爆80周年記念
記憶と物 ―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―

2025年6月21日(土) — 9月15日(月・祝)

広島市現代美術館のホームページはこちら

junaida(ジュナイダ)

画家。1978年生まれ。『HOME』(サンリード)でボローニャ国際絵本原画展2015入選、『Michi』『怪物園』(福音館書店)で造本装幀コンクール<児童書・絵本部門>受賞、『怪物園』でIBBY<ピーター・パン賞>受賞など、国内外で高い評価を受ける。近年は絵本の創作を中心に、その活動の幅を広げている。

www.junaida.com


展覧会の内容と主な作品

作品画像

【見どころ①】展覧会のための描き下ろし作品を展示
初の大規模個展に際して、junaidaが三連画の新作「IMAGINARIUM」を描き下ろしました。3点それぞれがjunaida作品の根底にある要素を象徴しています。タイトルの「IMAGINARIUM」は、「イマジネーション」の「IMAGINE」と「プラネタリウム」などの語尾「-ARIUM」をミックスしたもの。展覧会は鑑賞者の想像、体験によって、自由に変容する場所となるでしょう。

【見どころ②】2006年から近作まで、400点を超える原画を展示
展覧会では数々の絵本原画だけではなく、初期作品『TRAINとRAINとRAINBOW』(Hedgehog Books、2011)や三越のクリスマスディスプレイのために描いた作品『HOME』(サンリード、2013)、ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡』をオマージュした『EDNE』、画集『UNDARKNESS』 (Hedgehog Books、2021)、宮沢賢治へのオマージュ「IHATOVO」シリーズ、伊坂幸太郎『逆ソクラテス』(集英社、2020)の装画など、2006年から近作まで400点以上の原画を紹介。建築家・張替那麻(Harikae)がデザインした空間に展示します。

【見どころ③】怪物園の巨大アニメーション
絵本『怪物園』の怪物たちが、巨大なアニメーションとなって、来場者と一緒に行進します。監督は映像作家の新井風愉が担当。動く怪物たちをお楽しみください。

左:『Michi』原画(福音館書店、2018)©︎junaida

作品画像

「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

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「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

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「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

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『HOME』原画(サンリード、2013)©︎junaida

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『街どろぼう』原画 (福音館書店、2021)©︎junaida

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「クラシカルホリデイ」館内装飾原画(代官山 蔦屋書店クリスマスイベント、2019)©︎junaida

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『EDNE』原画(白泉社、2022)©︎junaida

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『UNDARKNESS』原画(Hedgehog Books、2021)©︎junaida

作品画像

『の』原画(福音館書店、2019)©︎junaida